現在、りんご病(伝染性紅斑)が流行しております。
特徴的な所見は、両頬の平手打ち様あるいは蝶形紅斑がみられます。その後1~2日で紅斑が下方へ広がり、四肢や体にも出現します。初めは小丘疹がみられその後融合して網目状またはレース模様となります。
発熱を伴うことはなく、発疹も7日程度で消退しますが、入浴や運動、日光照射により再燃することがあります。
治療薬はありませんが、痒みが強い場合はかゆみ止めを処方しますので外来を受診してください。
なお発疹がでてきた時には感染力はなくなっておりますので幼稚園や学校に行ってもかまいません。